共通のヘッダ情報や、メニュー一覧、フッダ情報を持ったWebサイトの開発において、
全ての画面にこれらの記述がされているWebページは多々あるかと思います。
このような画面の保守やカスタマイズを行う場合、メニュー項目ひとつ追加するために
全ての画面を修正しなければならないといったような経験をされたことはありますか?
この作業は単調な割りには重労働で、修正後の画面確認作業も考えただけで冷や汗ものです。
Stylistを用いれば、そういった重労働から解放されます。
Stylistは複数のJSPやHTMLを合成(レイアウトは自由)して、1枚のHTMLとして出力するため
のレイアウトエンジンです。
JSPのincludeディレクティブやjsp:includeタグを使っても同じことが出来るように感じますが、
その場合はレイアウトを含んだ個々のメインページからコンテンツだけを取り込んでいます。
コンポーネント化されたStylistに対して、includeは単なる関数呼び出しのような感じです。
つまり、includeではレイアウトの再利用ができていないのでレイアウトに変更があった場合
はすべてのページファイルの修正が必要になります。
それに比べてStylistは、レイアウト情報そのものを定義し、この中に共通のヘッダ情報や、
メニュー一覧、フッダ情報とメインページの配置場所を定義する方式なので、
仮にレイアウトの変更が生じたとしても、レイアウト情報のみを変更するだけで、
個々のメインページを変更する必要はありません。