【設定:ウィンドウの外見】

ランチャのスガタカタチに関する設定です。以下のサブカテゴリに分かれています。

  全般
  配置
  タイトルバー
  色&フォント
  アイコン
全般

影を付ける [XP/Vista/7]

ランチャ/ファイラウィンドウにメニューと同じような影を付けることができます。グラフィックカードの描画能力によっては、影を付けることで表示が遅くなる可能性がありますので、ご注意ください。

Windows Vista/7ではルートウィンドウには通常OSの機能として影が付けられるため、この設定をOFFにしても影を消すことはできません。ここの設定は子ウィドウにのみ反映されます。

全体をウィンドウ枠のデザインで表示する [Vista/7/8]

このオプションをONにすると、ランチャ/ファイラウィンドウ全体がウィンドウの枠と同じデザインになります。すなわち、Windows Vista/7でAero Glassが有効な場合は全体がAero Glass表示になり、Windows 8の場合は全体がウィンドウ枠の色になります。

Windows Vista/7でAero Glassが無効な場合は効果がありません。

半透明にする

ランチャ/ファイラを半透明にできます。スライドバーを右にもっていくほど透明になりますが、右端までもっていくとほとんど(全く?)見えなくなるので注意してください。

アニメーション効果を指定する

Windowsのメニューは、デスクトップのプロパティでアニメーションの設定ができます。Orchisでも、Windowsのメニューと同じように、アニメーションしない、スライド、フェード、から選択することができます。「Windowsのメニューと同じ」にすると、デスクトップのプロパティで設定されたアニメーションが適用されます。

ウィンドウの半透明化をした場合は、スライドアニメーションが利用できません。

子ファイラの分離バーを付ける

子ファイラウィンドウを親から切り離して一時ファイラ化する機能を提供するため、子ファイラウィンドウのトップに細いバーを追加します。このオプションがOFFの状態でも、『キーボード操作:ショートカットキー』 設定で「子ファイラの切り離し」にショートカットキーを割り当てておけば、キー操作で切り離すことも可能です。

分離バーは、1〜99ピクセルの幅が指定できます。

ウィンドウの幅を制限する

「画面の○○%」という形でウィンドウの幅に上限を設けることができます。ものすごーく長い名前のファイルがあった場合にファイラウィンドウが画面全体を占領してしまわないようにするためのものです。

制限に引っかかって全体が表示できないファイルは、「abcdefgh ...」というように表示されます。そういった場合でもファイル名全体を知りたいこともありますので、『ファイラ:項目のツールチップ』 設定で「ウィンドウに表示しきれないファイル名は...」をONにしておけば、マウスカーソルを一定時間ファイル上に置くことでツールチップにファイル名が表示されるようになります。

ランチャ選択で、タイトル名の前にランチャ/ファイラ識別コードを付ける

通知アイコンメニュータイトルメニュー, 小窓メニューからランチャやファイラを表示する際、一覧表示された各ランチャ/ファイラ名の前にランチャかファイラかを識別するための文字を付与します。具体的には、ランチャには [L], ファイラには [F], 一時ファイラには [f] が付与されます。

配置

タイトルバーとウィンドウ本体のアイコンやテキストの配置に関して、各部の空白部分の幅/高さを設定することができます。

タイトルバー

ルートウィンドウにタイトルバーを付ける

この機能をOFFにしている場合、すなわちタイトルバーを持っていないランチャ/ファイラは、『その他』 オプションで「フォーカスを失うとタイトルバーだけになる」をONにしていても、「タイトルバーだけ」になれないのでフォーカスを失っても何も起こりません。

表示内容

タイトルバーに表示する内容として、以下の中から(複数)選択できます。日付と時刻については、複数のフォーマットから選択可能です。また、標準の設定以外に、ランチャ/ファイラ毎に個別の設定をすることも可能です。あるランチャ/ファイラに対して個別の設定をした場合、そちらが優先されます。

  • ランチャ/ファイラ名
  • 日付
  • 時刻

シェル拡張の「Orchisで開く」 で作成した一時ファイラには付けない

エクスプローラ等でフォルダのコンテキストメニューから 「Orchisで開く」 を使って開いた場合には、タイトルバーを付けないようにします。

タイトルバーを細めにする

アプリケーションのツールバーをフローティングさせた時のような、狭い幅のタイトルバーになります。ただし、XP以降では、Visual Styleによってはこのタイプのタイトルバーが用意されていないなどの理由により、細くならないこともあります。

色&フォント

各部のフォントと色の設定です。「フォント」と「色」の設定手順は以下のとおりです。

  1. 「設定部分」コンボボックスから、フォントと色を設定する部分を選ぶ
  2. フォントと色の「基本方針」を設定する
  3. 必要に応じてフォントと色を指定する

フォントは、基本的には日本語フォントしか指定できませんが、英数字のみのフォントもリストに表示される場合があります。その場合は恐らく表示が乱れると思いますが、ご容赦ください。

項目用フォントの縁をなめらかにする

日本語対応のClearTypeフォントを指定し、かつWindowsの画面のプロパティでClearTypeを使用するようにしていれば、このオプションを使用する必要はありません。

選択状態

ランチャ/ファイラウィンドウ内で選択されている項目の表示方法を、以下の中から指定します。

  • 選択状態の色にするだけ
  • 沈ませる
  • 浮き出させる
  • アイコンだけ浮き出させる
  • テーマのパーツを使用する (Windows XP以降のみ)
アイコン

Orchis のランチャ/ファイラウィンドウでは、以下の中からアイコン表示を選択できます。

  • 小さなアイコン (16x16) を使う
  • 大さなアイコン (32x32) を使う → 子ウィンドウは 16x16 にすることも可能
  • アイコンを表示しない

上記に加え、ファイラウィンドウのみアイコンを表示しない設定や、画像ファイルにはアイコンの代わりにサムネイル画像を表示する設定もあります。

画像ファイルはサムネイル表示

画像ファイルは、アイコンの代わりに画像のサムネイルを表示するようにします。とは言っても、サムネイルのサイズはアイコンと同じになるので、特に小さいアイコン設定の場合は画像が判別できるかどうか分かりませんが。

画像ファイルのサムネイルは、『ファイラ機能:項目のツールチップ』 設定でツールチップ内に表示させるようにすることも可能です。

現在サポートしているのは、以下のファイルです。

  • ビットマップ (*.bmp, *.dib)
  • JPEG (*.jpg, *.jpeg, *.jpe)
  • PNG (*.png)
  • GIF (*.gif)
  • TIFF (*.tif, *.tiff)
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