【設定:表示方法】

ランチャ/ファイラの表示方法に関する設定です。以下のサブカテゴリに分かれています。

  全般
  マウスクリック
  画面端
  タスクバー/小窓
  キーボード操作
  表示の制限
全般

ランチャ表示中にキーで表示操作をすると、ランチャを閉じる

ランチャ/ファイラが表示されている時に、そのランチャ/ファイラを表示するキー操作を行うことで、そのランチャ/ファイラを閉じるようにします。

「常に表示」状態でも閉じる

上記設定のサブオプションです。これをONにすると、そのランチャ/ファイラが 「常に表示」 状態になっていてもキー操作によって閉じられるようになります。

ランチャをタスクバーに重ならせない

このオプションがOFFの場合、ランチャ/ファイラはタスクバーを避けて表示されます。ただし、タスクバー通知領域のアイコンからの表示の場合は、この設定は反映されません。

マウスカーソルに対する表示位置

カーソルからどの方向にランチャを表示させるか、を指定できます。通常のポップアップメニューと同じにするなら「右下」。

※以下はマルチモニタ環境でのみ表示されます。

複数のモニタにまたがった表示を許可

ONにすると、複数のモニタから構成されるデスクトップ全体を使って、ランチャ/ファイラウィンドウを表示します。OFFであれば、ランチャ/ファイラウィンドウの表示は、マウスカーソルがあるモニタ内に収まるようになります。

モニタが1つの環境では、このオプションは表示されません。

モニタ毎に表示設定を設定

ONにすると、モニタ毎に表示設定を変えられます。つまり、モニタ1ではデスクトップクリックでランチャAが表示されるけれど、モニタ2では同じ操作で「お気に入り」ファイラが表示される、というようなことができます。OFFの場合は、すべてのモニタで同じ設定となります。

モニタが1つの環境では、このオプションは表示されません。

マウスクリック

「マウスクリック」サブカテゴリでは、デスクトップや他のアプリのタイトルバー、さらには画面上のあらゆる場所をクリックすることでランチャ/ファイラを表示する方法を設定できます。

詳細設定

マウスクリックによるランチャ表示において、マウスボタンを押し続ける必要のある時間を設定します。例えば、これを1秒に設定すると、ボタンを1秒以上押し続けないとランチャ/ファイラを表示することができません。これにより、「第一拡張ボタンを普通にクリックしたらWebブラウザの 『戻る』 を実行し、長押ししたらランチャを表示する」 といったような使い方が可能になります。

ただし、一部のマウスではこの値を0にしなければランチャ/ファイラを表示できないことがあります。

画面端

「画面端」 サブカテゴリでは、マウスカーソルを画面の端に持っていくことでランチャ/ファイラを表示する方法を設定できます。

画面端の分割方法

この機能における 『画面端』 は8つの部分に分けられ、それぞれの部分にランチャ/ファイラを割り当てることができます。『画面端』 の分け方は、次の2種類から選択していずれか一方のみを利用できます。

  • 画面の各辺を2つに分割する
  • 画面の4角周辺と各辺の中央周辺を表示ポイントにする

このカテゴリの表示機能を使う場合、まずはこのどちらかを選択して、その中でそれぞれの部分にランチャ/ファイラを割り当てる、という手順になります。

画面端でクリックすることが必要

画面の端にマウスカーソルを当てるだけではなく、そこでマウスのボタンをクリックしなければランチャ/ファイラを表示しないようにします。

このオプションをONにすると、さらにクリックすべきボタンをマウスの 「左ボタン」 と 「右ボタン」 から選択してください。また、このオプションがONになっている場合、「ドラッグ中でもランチャ/ファイラを表示する」 と 「最大化されたウィンドウ上では画面端での表示をしない」 は使用できません。

ファイルのドラッグ中でも表示する

例えばデスクトップ上にある複数のアイコンを選択しようと、マウスの左ボタンを押しながらカーソルを動かしている時に、カーソルが画面の端に当たったとします。そういう場合は登録したランチャ/ファイラを表示したくないのなら、このオプションをOFFにしてください。

このオプションがONの場合は、次の 「画面端でクリックすることが必要」 は使用できません。

その他

以下の設定ができます。

  • カーソルが画面端に来てから実際にランチャ/ファイラを表示するまでの時間
  • ランチャを画面端から少し離れた位置に表示する
  • 本当の角っこからどこまでを 「角」 とみなすか (4隅での表示のみ)
タスクバー/小窓

このサブカテゴリでは、タスクバー通知領域のアイコンや小窓の上でマウスの左ボタンをクリックしてランチャ/ファイラを表示させる設定ができます。特定のランチャ/ファイラを表示するか、ランチャ/ファイラのリストをメニュー表示させるかを選択できます。

タスクバー通知領域のアイコン上にマウスカーソルを置くと、クリックしなくても表示する

タスクバー通知領域のアイコン上をマウスカーソルが通過しただけで、(左クリックをしなくても)特定のランチャ/ファイラを表示できるようにする機能です。

小窓の場合も同様の設定ができます。

キーボード操作

このサブカテゴリでは、各ランチャ/ファイラに対してホットキーを割り当てることで表示する方法と、特殊なキーボード操作によりランチャ/ファイラを表示する方法を設定できます。ホットキーは、CTRL/SHIFT/ALTキーと文字キーの組み合わせが登録できます。

詳細設定

ホットキーによってランチャ/ファイラが表示される場所を、マウスカーソルの位, 画面の中央, 画面上の指定場所、の中から選択することができます。

CTRL/SHIFT/ALTキーの連打でによるランチャ表示において、2回のキー押下の間隔がどこまであいても 「連打である」 とみなすかを指定します。この値を大きくすれば、のんびりした連打でランチャ/ファイラを表示することができますが、逆に意図せずに表示されてしまう可能性が高くなります。

表示の制限

ランチャ/ファイラウィンドウ上では「マウスクリック」表示を抑制

マウス操作による表示操作では、カーソル位置に関係なくランチャ/ファイラを表示することができますが、このオプションをONにすると、カーソルがランチャ/ファイラウィンドウ上にある場合は、設定したマウス操作を行ってもランチャ/ファイラを表示しないようになります。

リモートデスクトップ内では「マウスクリック」表示と「画面端」表示を抑制

このオプションをONにすると、カーソルがリモートデスクトップ内にある場合は、設定したマウス操作を行ってもランチャ/ファイラを表示しないようになります。

最大化されたウィンドウ上では「画面端」表示を抑制

機能としては、書いてあるとおりです。

全画面を利用するゲーム中にはランチャ/ファイラが意図せず表示されてしまうことを防ぐことができるかもしれませんが、必ず期待どおりに動作するとは限りませんので、ご注意ください。

Active Desktopコンテンツ内ではデスクトップクリック表示を抑制

これをONにすると、Windows XPでActive Desktopを使用している場合に、デスクトップ上のWeb項目内をクリックした場合にはランチャ/ファイラを表示しないようになります。

アプリケーション毎の個別制限

矢印アイコンをドラッグして特定のアプリケーションのウィンドウ上でドロップすることにより、そのアプリケーションの操作中(すなわち、そのアプリケーションのウィンドウがアクティブである間)はランチャ表示操作をしてもランチャ/ファイラを表示しないようにします。この制限は、当該アプリケーションのウィンドウが最大化されている場合のみに適用することも可能です。

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