オプション番号 オプション値の意味(デフォルト値は、0x00) 1 変数値が未設定時の処理 0x01 : 配列要素のとき、NULL値とする。 0x02 : 配列以外の変数のとき、NULL値とする。 これを設定すると、自動で0x01が設定される。 0x04 : 連想配列要素を未設定にする。(0x01 優先) 0x08 : 関数の戻り値が未設定のとき、NULL値とする。 0x10 : 代入される変数が未定義のとき、エラーとする。 2 演算に関するオプション 0x01 : 比較時の両辺属性が同じかをチェックする。 0x02 : 文字演算を行う 0x04 : 数学関数(SQRT,CBRT,LOG,LOG10)は、2進浮動小数点数で実行する。 0x10 : 10進浮動小数点数の精度の上限を100としない。 0x20 : 比較、concatでの配列、リスト等の階層展開の上限を100としない 0x40 : 整数演算でオーバーフローをチェックしない 3 テキスト入出力時の改行コードを制御する 0x00 : LFを出力する 0x01 : LFを出力しない 0x02 : CRを出力する 0x04 : テキスト中の改行コードも制御する 0x08 : モードの't'を有効にする(windows環境では、Lf-->CrLf) 0x10 : 入力時に改行コードのLFへの変換をしない。 0x20 : 行末の改行コードを削除しない。 0x40 : CSV形式で読み込む(2重引用符中の改行コード以降も読み込む)。 0x80 : CSV形式で読み込み、2重引用符中の改行コードを削除する。 0x100 : 1重引用符も2重引用符と同じに扱う 0x200 : '\n'と'\t'以外の非表示文字を<コードの10進数>で出力する。 4 式がないときの処理 0x00 : ワーニング終了(ret=100)、エラーメッセージあり 0x01 : エラーメッセージなしビット 0x02 : 正常終了ビット 0x04 : エラー終了ビット 5 要素なしのリストの扱い 0x00 : NULLデータとする 0x01 : NULLリストとする 6 インポートするスクリプトの追加位置を指定する 0x00 : 末尾に追加する 0x01 : 先頭に挿入する 7 エラー時の処理 0x00 : 当該手続きをエラー終了する 0x01 : エラー行出力を行わない 0x02 : エラーを無視して処理を継続する 0x04 : 当該セッションをエラー終了する 0x08 : TRYモードを下位スクリプトに波及させる 0x10 : "end of file"エラーメッセージを出力する(TRYモード時は常に出力する) 8 ユーザ定義関数のサーチ 0x00 : 定義済み関数より先にサーチする。 0x01 : 定義済み関数の後にサーチする。 0x02 : 手続き/関数の入れ子をサポートする。 0x04 : 手続き/関数の大文字小文字を区別しない。 9 入力構文の文字コードその他 0x00 : 引用符外側の英数記号の倍角文字は半角文字に変換する。 0x01 : 全ての英数記号の倍角文字は半角文字に変換する。 0x02 : 全て変換しない。 0x04 : 1重引用符(')と2重引用符(")の機能を交換する。 0x10 : 文字コード変換にiconv()を使用しない。 10 デフォルトの変数種別 0x00 : ローカル変数とする。 0x01 : スクリプト変数とする。 11 10進浮動(固定)小数点数の表示 0x00 : 少数点以下がないときに少数点以下を表示しない。 0x01 : 1未満のときに最初の0を表示しない。 0x02 : 少数点以下がないときに少数点を表示する。 0x04 : 少数点以下がないときに少数第1位の0を表示する。 0x20 : 3桁毎にカンマを付ける。 0x40 : 指数表示にする。 0x80 : 10進固定を無効にし、10進浮動とする。 0x0100 : 指数表示にするとき、右側を0サプレスする。 12 10進固定小数点数の位取り未満の処理 0x00 : 四捨五入 0x01 : 切捨て 0x02 : 切上げ 13 PRINT文での出力形式 0x00 : 配列、構造体の詳細情報を出力しない。 0x01 : 配列、構造体の詳細情報を出力する。 0x02 : [F]PUTLINE()で、'/'から始まる文字列をオプションと見なす。'\'でエスケープ。 0x04 : データをカンマで区切る。 0x08 : 文字データを2重引用符で囲む。 0x10 : データの前に "変数名=" を出力する。 0x20 : 3桁毎にカンマを付ける。 0x40 : [F]PUTLINE()またはEEDIT,[F]PRINTFの書式が"%s"/"%S"で一般変数でない1つの式はエラーにする。 0x80 : [F]PUTLINE()またはEEDIT,[F]PRINTFの書式が"%s"で一般変数でない1つの式の出力結果を"<>"で囲まない。 0x100 : FPUTLINE()を使って出力する。 0x200 : リストを'[]'で囲まない。 14 メッセージの言語種別 0 : 日本語 1 : 英語 2 : その他 15 配列の開始インデックスとデータの配置 0x00 : 開始インデックスは、0 データの配置は、C言語形式 0x01 : 開始インデックスは、1 0x02 : データの配置は、FORTRAN形式 16 10進浮動(固定)小数点数のオーバーフロー、アンダーフロー時の処理 0x00 : オーバーフロー時、エラー終了。メッセージを出力する。 アンダーフロー時、続行。 0x01 : オーバーフロー時、続行。 0x02 : オーバーフロー時、メッセージを出力する。 0x04 : アンダーフロー時、エラー終了。 0x08 : アンダーフロー時、メッセージを出力する。 0x10 : (scale処理)10進固定小数点数のオーバーフロー時、数値はそのままとする。 17 数値定数の変換 0x00 : 10進浮動小数点数に変換 0x01 : 2進浮動小数点数に変換 0x02 : =0:Lなしはint、Lありはlongとする。=1:longとする。 0x10 : 数字列の後ろに数字(.+EDを含む)以外があってもエラーとしない。 0x20 : カンマを無視する。 0x40 : 複数符号を許す。 0x80 : 整数値が正/負でオーバーフローするときは、正/負の最大値を設定する。 0x100 : 整数を符号なしとして処理する。 18 サーチ開始位置指定時の返却値 0x00 : INSTR,INLIKE,REPLIKEで、指定文字列の先頭を基準とする。 0x01 : INSTRにおいて、サーチ開始位置を基準とする。 0x02 : INLIKE,INREGEXにおいて、サーチ開始位置を基準とする。 0x04 : REPLIKE,REPREGEXにおいて、サーチ開始位置以降を返却する。 19 デフォルトのDATE_FORMAT 0x00 : SQL_DATE_FORMAT 0x01 : UNIX_DATE_FORMAT 20 10進浮動(固定)/2進浮動小数点数を指数表示する場合の桁数 (1)10進浮動(固定)小数点数の場合 m*256 + n n : 仮数桁数 (1〜54) m : 指数桁数 (1〜5) これを指定すると以下の固定長になる。 -1.23456...E+12.. (2)2進浮動小数点数の場合 n n : 有効桁数 (1〜17) フォーマットは、"%.ng" 21 スクリプト/入力/出力の日本語コード 0xX4X3X2X1 or D4.D3.D2.D1 or 10進 形式で設定 X1〜X4 : 16進 2桁 D1〜D4 : 10進 0〜255 4バイト整数の各1バイト 省略は0と見なす (D4〜D1は0xXXの16進形式でも良い) X1,D1 : 出力データ (上4ビット:ファイル、下4ビット:標準出力) X2,D2 : 入力データ (上4ビット:ファイル、下4ビット:標準入力) X3,D3 : スクリプト (上4ビット:ファイル、下4ビット:標準入力) X4,D4 : 予約 0 : デフォルト(スクリプト=S-JIS/入力=UTF-8/出力=UTF-8) 1 : EUC 2 : S-JIS 3 : JIS 4 : EBCDIC 5 : UTF-8 6 : UCS-4 22 配列の操作 0x0000 : 0x0001 : データ設定時の個数オーバーでワーニングを出力する。 23 外部変数定義と代入 0x0000 : 2回目以降の定義時は、エラーにしない。定義情報は、無視する。 0x0001 : 2回目以降の再定義時は、エラーにする。 24 IF文等での式の処理 0x00 : AND、ORで、全ての式の評価を行う。 0x01 : AND、ORで、真偽確定時に以降の式の評価を行わない。 25 リダイレクト 0x0010 : HEREDOCの入力が終端文字列に達しとき、または、HERERDOC中のルーチンが終了しても ファイルをクローズしない。 0x0020 : HEREDOCの入力行の前方のタブを削除する。 0x0040 : HEREDOCの入力行の前方の半角スペースを削除する。 26 判定関数をオプティマイズしない 0x00 : オプティマイズする。 0x01 : IIF() 0x02 : NVAL() 0x04 : NULLIF() 0x08 : NSVAL() 0x10 : NDEF() 0x20 : AND() 0x40 : OR()