jp.go.ipa.jgcl
クラス JgclOverlapCurve2D

java.lang.Object
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  +--jp.go.ipa.jgcl.JgclGeometry
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        +--jp.go.ipa.jgcl.JgclNonParametricCurve
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              +--jp.go.ipa.jgcl.JgclNonParametricCurve2D
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                    +--jp.go.ipa.jgcl.JgclOverlapCurve2D
すべての実装インタフェース:
JgclCurveCurveInterference2D, JgclInterference2D, java.io.Serializable

public class JgclOverlapCurve2D
extends JgclNonParametricCurve2D
implements JgclCurveCurveInterference2D

2次元 : 二曲線が (交差せず) オーバーラップしている区間を表すクラス。

このクラスのインスタンスは、 二曲線のオーバーラップの 一方の曲線におけるパラメータ範囲を表すトリム曲線 trc1 と 他方の曲線におけるパラメータ範囲を表すトリム曲線 trc2 を保持する。

なお、 trc1 と trc2 が実際に同じ軌跡を持つかどうかは、 このクラスの内部では関知しない。

バージョン:
$Revision: 1.16 $, $Date: 2000/04/26 09:39:10 $
作成者:
Information-technology Promotion Agency, Japan
関連項目:
直列化された形式

コンストラクタの概要
JgclOverlapCurve2D(JgclParametricCurve2D curve1, double start1, double inc1, JgclParametricCurve2D curve2, double start2, double inc2, boolean doCheck)
          二つの曲線と、オーバーラップ区間のそれぞれの曲線でのパラメータ範囲を与えてオブジェクトを構築する。
 
メソッドの概要
 JgclCurveCurveInterference2D changeCurve1(JgclParametricCurve2D newCurve)
          この干渉の一方の曲線 (曲線1) を与えられた曲線に置き換えた干渉を返す。
 JgclCurveCurveInterference2D changeCurve2(JgclParametricCurve2D newCurve)
          この干渉の他方の曲線 (曲線2) を与えられた曲線に置き換えた干渉を返す。
 JgclParametricCurve2D curve1()
          このオーバーラップの一方の曲線 (曲線1) を返す。
 JgclParametricCurve2D curve2()
          このオーバーラップの他方の曲線 (曲線2) を返す。
 double end1()
          このオーバーラップの一方の曲線 (曲線1) でのパラメータ区間の終了値を返す。
 double end2()
          このオーバーラップの他方の曲線 (曲線2) でのパラメータ区間の終了値を返す。
 JgclOverlapCurve2D exchange()
          このオーバーラップの trc1 と trc2 を交換したオーバーラップを返す。
 double increase1()
          このオーバーラップの一方の曲線 (曲線1) でのパラメータ区間の増分値を返す。
 double increase2()
          このオーバーラップの他方の曲線 (曲線2) でのパラメータ区間の増分値を返す。
 boolean isFreeform()
          この幾何要素が自由形状か否かを返す。
 boolean isIntersectionPoint()
          この干渉が交点であるか否かを返す。
 boolean isOverlapCurve()
          この干渉がオーバーラップであるか否かを返す。
protected  void output(java.io.PrintWriter writer, int indent)
          出力ストリームに形状情報を出力する。
 double start1()
          このオーバーラップの一方の曲線 (曲線1) でのパラメータ区間の開始値を返す。
 double start2()
          このオーバーラップの他方の曲線 (曲線2) でのパラメータ区間の開始値を返す。
 JgclIntersectionPoint2D toIntersectionPoint()
          この干渉を交点に変換する。
 JgclOverlapCurve2D toOverlapCurve()
          この干渉をオーバーラップに変換する。
 JgclCurveCurveInterference2D trim1(JgclParameterSection sec, jp.go.ipa.jgcl.JgclParameterConversion2D conv)
          この干渉の一方の曲線 (曲線1) 上での位置を、 与えられた変換処理によって変換したものに置き換えた干渉を返す。
 JgclCurveCurveInterference2D trim2(JgclParameterSection sec, jp.go.ipa.jgcl.JgclParameterConversion2D conv)
          この干渉の他方の曲線 (曲線2) 上での位置を、 与えられた変換処理によって変換したものに置き換えた干渉を返す。
 
クラス jp.go.ipa.jgcl.JgclNonParametricCurve2D から継承したメソッド
dimension, is2D
 
クラス jp.go.ipa.jgcl.JgclNonParametricCurve から継承したメソッド
isCurve
 
クラス jp.go.ipa.jgcl.JgclGeometry から継承したメソッド
getClassName, getToleranceForAngle, getToleranceForAngleAsObject, getToleranceForDistance, getToleranceForDistance2, getToleranceForDistanceAsObject, getToleranceForParameter, getToleranceForParameterAsObject, getToleranceForRealNumber, getToleranceForRealNumberAsObject, is1D, is3D, isParametric, isPlacement, isPoint, isSurface, isTransformationOperator, isVector, makeIndent, output
 
クラス java.lang.Object から継承したメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

JgclOverlapCurve2D

public JgclOverlapCurve2D(JgclParametricCurve2D curve1,
                          double start1,
                          double inc1,
                          JgclParametricCurve2D curve2,
                          double start2,
                          double inc2,
                          boolean doCheck)
二つの曲線と、オーバーラップ区間のそれぞれの曲線でのパラメータ範囲を与えてオブジェクトを構築する。

doCheck の値は参照しない。

パラメータ:
curve1 - 一方の曲線 (曲線1)
start1 - オーバーラップ区間の曲線1 でのパラメータ区間の開始値
inc1 - オーバーラップ区間の曲線1 でのパラメータ区間の増分値
curve2 - 一方の曲線 (曲線2)
start2 - オーバーラップ区間の曲線2 でのパラメータ区間の開始値
inc2 - オーバーラップ区間の曲線2 でのパラメータ区間の増分値
doCheck - 引数のチェックをするかどうかのフラグ
メソッドの詳細

curve1

public JgclParametricCurve2D curve1()
このオーバーラップの一方の曲線 (曲線1) を返す。
戻り値:
曲線1

start1

public double start1()
このオーバーラップの一方の曲線 (曲線1) でのパラメータ区間の開始値を返す。
戻り値:
曲線1 でのパラメータ区間の開始値

end1

public double end1()
このオーバーラップの一方の曲線 (曲線1) でのパラメータ区間の終了値を返す。
戻り値:
曲線1 でのパラメータ区間の終了値

increase1

public double increase1()
このオーバーラップの一方の曲線 (曲線1) でのパラメータ区間の増分値を返す。
戻り値:
曲線1 でのパラメータ区間の増分値

curve2

public JgclParametricCurve2D curve2()
このオーバーラップの他方の曲線 (曲線2) を返す。
戻り値:
曲線2

start2

public double start2()
このオーバーラップの他方の曲線 (曲線2) でのパラメータ区間の開始値を返す。
戻り値:
曲線2 でのパラメータ区間の開始値

end2

public double end2()
このオーバーラップの他方の曲線 (曲線2) でのパラメータ区間の終了値を返す。
戻り値:
曲線2 でのパラメータ区間の終了値

increase2

public double increase2()
このオーバーラップの他方の曲線 (曲線2) でのパラメータ区間の増分値を返す。
戻り値:
曲線2 でのパラメータ区間の増分値

isIntersectionPoint

public boolean isIntersectionPoint()
この干渉が交点であるか否かを返す。
定義:
インタフェース JgclInterference2D 内の isIntersectionPoint
戻り値:
交点ではなくオーバーラップなので、常に false

isOverlapCurve

public boolean isOverlapCurve()
この干渉がオーバーラップであるか否かを返す。
定義:
インタフェース JgclCurveCurveInterference2D 内の isOverlapCurve
戻り値:
オーバーラップなので、常に true

toIntersectionPoint

public JgclIntersectionPoint2D toIntersectionPoint()
この干渉を交点に変換する。

オーバーラップを交点に変換することはできないので null を返す。

定義:
インタフェース JgclInterference2D 内の toIntersectionPoint
戻り値:
常に null

toOverlapCurve

public JgclOverlapCurve2D toOverlapCurve()
この干渉をオーバーラップに変換する。

自分自身を返す。

定義:
インタフェース JgclCurveCurveInterference2D 内の toOverlapCurve
戻り値:
自分自身

exchange

public JgclOverlapCurve2D exchange()
このオーバーラップの trc1 と trc2 を交換したオーバーラップを返す。
戻り値:
trc1 と trc2 を交換したオーバーラップ

trim1

public JgclCurveCurveInterference2D trim1(JgclParameterSection sec,
                                          jp.go.ipa.jgcl.JgclParameterConversion2D conv)
この干渉の一方の曲線 (曲線1) 上での位置を、 与えられた変換処理によって変換したものに置き換えた干渉を返す。
定義:
インタフェース JgclCurveCurveInterference2D 内の trim1
パラメータ:
sec - 曲線1 のパラメータ区間
conv - 曲線1 のパラメータ値を変換するオブジェクト
戻り値:
曲線1 上の位置を与えられた変換処理によって変換したものに置き換えた干渉

trim2

public JgclCurveCurveInterference2D trim2(JgclParameterSection sec,
                                          jp.go.ipa.jgcl.JgclParameterConversion2D conv)
この干渉の他方の曲線 (曲線2) 上での位置を、 与えられた変換処理によって変換したものに置き換えた干渉を返す。
定義:
インタフェース JgclCurveCurveInterference2D 内の trim2
パラメータ:
sec - 曲線2 のパラメータ区間
conv - 曲線2 のパラメータ値を変換するオブジェクト
戻り値:
曲線2 上の位置を与えられた変換処理によって変換したものに置き換えた干渉

changeCurve1

public JgclCurveCurveInterference2D changeCurve1(JgclParametricCurve2D newCurve)
この干渉の一方の曲線 (曲線1) を与えられた曲線に置き換えた干渉を返す。

パラメータ値などはそのまま。

定義:
インタフェース JgclCurveCurveInterference2D 内の changeCurve1
パラメータ:
newCurve - 曲線1 に設定する曲線
戻り値:
曲線1を置き換えた干渉

changeCurve2

public JgclCurveCurveInterference2D changeCurve2(JgclParametricCurve2D newCurve)
この干渉の他方の曲線 (曲線2) を与えられた曲線に置き換えた干渉を返す。

パラメータ値などはそのまま。

定義:
インタフェース JgclCurveCurveInterference2D 内の changeCurve2
パラメータ:
newCurve - 曲線2 に設定する曲線
戻り値:
曲線2 を置き換えた干渉

isFreeform

public boolean isFreeform()
この幾何要素が自由形状か否かを返す。
オーバーライド:
クラス JgclGeometry 内の isFreeform
戻り値:
trc1, trc2 がともに自由形状であるならば true、さもなくば false

output

protected void output(java.io.PrintWriter writer,
                      int indent)
出力ストリームに形状情報を出力する。
オーバーライド:
クラス JgclGeometry 内の output
パラメータ:
writer - PrintWriter
indent - インデントの深さ
関連項目:
JgclGeometry