タッチイベントの処理

タッチイベントが発生すると、processEvent() 関数が呼び出されます。この関数の中で、イベントのタイプを識別してください。processEvent() 関数の記述例は次のようになります。

function processEvent( type, param )
{
    switch( type )
    {
    case _TOUCH_START_EVENT:
        // タッチが開始された
        break;
    case _TOUCH_MOVE_EVENT:
        // タッチムーブした
        break;
    case _TOUCH_END_EVENT:
        // タッチが終了した
        break;
    }
}

イベントのタイプは、_TOUCH_START_EVENT_TOUCH_MOVE_EVENT_TOUCH_END_EVENT の3種類です。

タッチ数および座標は、「_Main.js」の touchNum()getTouchX()getTouchY() で取得できます。

レイアウトイベントの処理

「_Main.js」の addLayout() でレイアウトを設定している場合、レイアウトイベントが発生するようになります。processEvent() 関数の記述例は次のようになります。

function processEvent( type, param )
{
    switch( type )
    {
    case _LAYOUT_DOWN_EVENT:
        // レイアウト上でタッチが開始された
        break;
    case _LAYOUT_UP_EVENT:
        // レイアウト上でタッチが終了した
        break;
    }
}

イベントのタイプは、_LAYOUT_DOWN_EVENT_LAYOUT_UP_EVENT の2種類で、パラメータは、レイアウトIDです。

タッチされているレイアウトの判別

イベント検知以外に、タッチされているレイアウトを判別する方法があります。「_Main.js」の getLayoutState() を使用する方法です。使用例を示します。

var layout = getLayoutState();

if( (layout & layoutBit( 2 )) != 0 )
{
    // レイアウトIDが 2 のレイアウトが押されている
}