_Layout.js

_USE_LAYOUTMOUSE/_USE_LAYOUTTOUCH を有効にせずにレイアウトイベントを発生させるクラス _Layout が定義されています。

init() 関数内で以下のいずれかの設定を有効にする必要があります。
_USE_MOUSEマウスイベントを使用します。
_USE_TOUCHタッチイベントを使用します。

コンストラクタ

_Layout

_Layout(src)

_Layout コンストラクタです。

パラメータ:
src内部で構築される要素に割り当てるイメージリソースURL

補足説明:
あらかじめ1px×1pxの透明なイメージファイルを用意し、それを指定する等してください。

メソッド

clear

clear()

すべてのレイアウト情報を削除します。

補足説明:
「_Main.js」の clearLayout() に相当する機能です。

add

add(x,y,width,height,id)

レイアウト情報を追加します。

パラメータ:
x矩形の左上のX座標を指定します。
y矩形の左上のY座標を指定します。
width矩形の幅を指定します。
height矩形の高さを指定します。
id割り当てるレイアウトIDを指定します。0 以上の値を指定します。

補足説明:
「_Main.js」の addLayout() に相当する機能です。

addArea

addArea(x,y,width,height,id,areaName,shape,coords)

レイアウト情報を追加します。

パラメータ:
x矩形の左上のX座標を指定します。
y矩形の左上のY座標を指定します。
width矩形の幅を指定します。
height矩形の高さを指定します。
id割り当てるレイアウトIDを指定します。0 以上の値を指定します。
areaName割り当てる一意のエリア名を指定します。
shape領域の形
coords領域の座標

補足説明:
shape と coords には、以下の指定が有効です。
shapecoords
"circle""中心X座標,中心Y座標,半径"
"poly""X座標1,Y座標1,X座標2,Y座標2…"
"rect""左上X座標,左上Y座標,右下X座標,右下Y座標"
「_Main.js」の addLayoutArea() に相当する機能です。

get

get(id)

レイアウト情報を取得します。

パラメータ:
id取得するレイアウト情報のレイアウトIDを指定します。

戻り値:
レイアウト情報を保持するオブジェクトを返します。指定したレイアウトIDに対応するオブジェクトが無かった場合、null を返します。
オブジェクトのプロパティは以下のものです。
x矩形の左上のX座標
y矩形の左上のY座標
width矩形の幅
height矩形の高さ
idレイアウトID

補足説明:
「_Main.js」の getLayout() に相当する機能です。

check

check()

マウスポインタまたはタッチ座標がヒットしているレイアウトを確認します。

戻り値:
レイアウトとヒットしている場合、ヒットしているレイアウトIDを返します。どのレイアウトにもヒットしていない場合、-1 を返します。

handleEvent

handleEvent(type,param)

各種イベントの通知をハンドリングします。

パラメータ:
typeprocessEvent() 関数に渡される、イベントのタイプ
paramprocessEvent() 関数に渡される、イベントのパラメータ

補足説明:
本関数を、processEvent() 関数内で呼び出してください。