文字列リソースの利用

HTML内に埋め込まれた <span> 要素等の内容を文字列リソースとして利用できます。

HTML内に文字列リソースを埋め込む

<body> から </body> の中に以下の記述をします。

<span id="シンボル" style="display:none">文字列</span>

HTML内に埋め込まれた文字列リソースを使用する

HTML内に埋め込まれた文字列リソースは、

・「_Main.js」の getResString()

で取得して、文字列として使用することができます。

ツール「string2html」の使用

ツール「string2html」を使用すると、文字列リソース定義ファイルから、HTML記述を作成することができます。


まず、文字列リソース定義ファイルを用意します。記述方法は、文字列とIDとをタブ文字で区切って記述した行を連ねます。例えば、次のようになります。文字コードはアプリのHTMLファイルでの文字コードを使用してください。

あいうえお・STRING_A
かきくけこ・STRING_B
さしすせそ・STRING_C
※「・」は実際にはタブ文字

なお、改行のみの行を含めることもできます。


ツール「string2html」使用法:

string2html <in_file> <out_html>

in_file
文字列リソース定義ファイルを指定します。

out_html
出力するHTMLファイル名を指定します。


なお、本ツールを使用して出力されたHTMLファイルの内容を、<body> から </body> の中に別途組み込む必要があります。最も簡単な方法は、組み込む箇所の前と後ろとを別ファイルにしておき、「copy /B」を使用して連結する方法です。