アプリの流れ

D2JSを使った「HTML5 Canvas + JavaScript」アプリでの、プログラムの流れを説明していきます。

アプリの初期設定

アプリが起動する前に、まず init() 関数が呼び出されます。

ここで、D2JSの環境設定を行ってください。

アプリの起動失敗

HTML5 Canvas をサポートしていない場合で _USE_EXCANVAS を有効にしていないとき、error() 関数が呼び出されます。

アプリの起動

アプリが起動したら、start() 関数が呼び出されます。

ここで、アプリで使用するデータを構築したり、各種初期化を行ってください。

また、「_Main.js」の setCurrent() でカレントのキャンバスを設定してください。

start() 関数の戻り値は Boolean 型です。true または false を返してください。
true を返すと、タイマーによる paint() 関数呼び出しが開始されます。
false を返すと、タイマーが停止した状態になります。

フレーム毎の描画

フレーム毎に、paint() 関数が呼び出されます。

ここで、フレーム毎のアプリ更新処理と描画処理を全て記述してください。

イベント検知

各種イベントが発生すると、processEvent() 関数が呼び出されます。

ここで、キーイベント、マウスイベント、タッチイベント、ボタンイベント、リサイズイベントが検知できます。
詳細は『キーイベントの処理』、『マウスイベントの処理』、『タッチイベントの処理』、『ボタンイベントの処理』、『リサイズイベントの処理』の項を参照ください。