_Main.js

アプリの雛型を提供します。

init() 関数内で以下の設定を有効にすることで、機能を付加できます。
_USE_DRAWSTRINGEXHTML5 Canvas テキストAPIをサポートしていない場合に <span> 要素を使用します。
_USE_EXCANVASHTML5 Canvas をサポートしていない場合に「ExplorerCanvas」を使用します。
_USE_KEYキーイベントを検知します。
_USE_MOUSEマウスイベントを検知します。
_USE_TOUCHタッチイベントを検知します。
_USE_LAYOUTMOUSEレイアウト機能を使用します。レイアウトを設定している場合、レイアウトイベントが発生するようになります。
なお、自動的に _USE_MOUSE が有効になります。
_USE_LAYOUTTOUCHレイアウト機能を使用します。レイアウトを設定している場合、レイアウトイベントが発生するようになります。
なお、自動的に _USE_TOUCH が有効になります。
_USE_LOCKIMAGEオフスクリーンイメージ機能を有効にします。
_USE_REQUESTANIMATIONFRAMEpaint() 関数呼び出しに、setTimeout を使用せずに requestAnimationFrame を使用します。

d2js_onload

d2js_onload()

Webページ読み込み時に本関数を呼び出してください。

例:
<script type="text/javascript">
window.onload = d2js_onload;
</script>

d2js_onorientationchange

d2js_onorientationchange()

画面の向きが変更された時に本関数を呼び出してください。

例:
<script type="text/javascript">
window.onorientationchange = d2js_onorientationchange;
</script>

d2js_onresize

d2js_onresize()

ウィンドウがリサイズされた時に本関数を呼び出してください。

例:
<script type="text/javascript">
window.onresize = d2js_onresize;
</script>

d2js_paint

d2js_paint()

start() 関数の戻り値を false にした場合、本関数を呼び出して、1フレーム分の描画を行います。

d2js_loop

d2js_loop()

start() 関数の戻り値を false にした場合、本関数を呼び出して、タイマーによる paint() 関数呼び出しを開始することができます。

canUseCanvas

canUseCanvas()

HTML5 Canvas をサポートしているかどうかチェックします。

戻り値:
HTML5 Canvas をサポートしている場合 true、サポートしていない場合 false

getCurrent

getCurrent()

カレントのキャンバスを取得します。

戻り値:
カレントのキャンバスを返します。

getCurrentContext

getCurrentContext()

カレントの2Dコンテキストを取得します。

戻り値:
カレントの2Dコンテキストを返します。

getWidth

getWidth()

キャンバスの幅を取得します。

戻り値:
キャンバスの幅を返します。

getHeight

getHeight()

キャンバスの高さを取得します。

戻り値:
キャンバスの高さを返します。

getKeypadState

getKeypadState()

キーパッド状態を取得します。

戻り値:
キーパッド状態を返します。

補足説明:
戻り値の各ビットの位置が本ヘッダファイルで定義されている _KEY_〜 に対応します。キーに対応するビットがONのときの値は keyBit(_KEY_〜) で取得でき、その値とAND("&")をとることで、キーが押されているか判定できます。
_USE_KEY を有効にしている場合にのみ使用できます。

getMouseX

getMouseX()

マウスイベントX座標を取得します。

戻り値:
マウスイベントX座標を返します。

補足説明:
_USE_MOUSE を有効にしている場合にのみ使用できます。

getMouseY

getMouseY()

マウスイベントY座標を取得します。

戻り値:
マウスイベントY座標を返します。

補足説明:
_USE_MOUSE を有効にしている場合にのみ使用できます。

touchNum

touchNum()

タッチ数を取得します。

戻り値:
タッチ数を返します。

補足説明:
_USE_TOUCH を有効にしている場合にのみ使用できます。

getTouchX

getTouchX(index)

タッチイベントX座標を取得します。

パラメータ:
indexインデックス。0 から (touchNum() - 1) の値を指定します。

戻り値:
タッチイベントX座標を返します。

補足説明:
_USE_TOUCH を有効にしている場合にのみ使用できます。

getTouchY

getTouchY(index)

タッチイベントY座標を取得します。

パラメータ:
indexインデックス。0 から (touchNum() - 1) の値を指定します。

戻り値:
タッチイベントY座標を返します。

補足説明:
_USE_TOUCH を有効にしている場合にのみ使用できます。

getResImage

getResImage(id)

<img> 要素を取得します。

パラメータ:
id<img> 要素の id 属性

戻り値:
<img> 要素を返します。

getResString

getResString(id)

要素から文字列を取得します。

パラメータ:
id<span> 要素等の id 属性

戻り値:
文字列を返します。

currentTimeMillis

currentTimeMillis()

ミリ秒で表される現在の時間を返します。

戻り値:
ミリ秒で測定した、現在時刻と協定世界時の UTC 1970 年 1 月 1 日午前 0 時との差

getBrowserWidth

getBrowserWidth()

ブラウザの画面の幅を取得します。

戻り値:
ブラウザの画面の幅を返します。

getBrowserHeight

getBrowserHeight()

ブラウザの画面の高さを取得します。

戻り値:
ブラウザの画面の高さを返します。

getOrientation

getOrientation()

画面の向きを取得します。

戻り値:
90度単位の角度を返します。

setCanvasSize

setCanvasSize(width,height)

キャンバスの大きさを変更します。

パラメータ:
widthキャンバスの幅
heightキャンバスの高さ

補足説明:
本処理を実行すると、
・_Graphics/_ScalableGraphics クラスの setStrokeWidth()/setColor()/setAlpha()/setROP()/setFont()/setClip() メソッド
の内容が初期化されます。

setCurrent

setCurrent(id)

カレントのキャンバスを設定します。

パラメータ:
id<canvas> 要素の id 属性

readParameter

readParameter(text,key)

URLパラメータ形式の文字列からパラメータを1つ取得します。

パラメータ:
textURLパラメータ形式の文字列を指定します。
key取得するパラメータのキー文字列を指定します。

戻り値:
キーに対応する値を返します。URLデコードは自動的に行われます。

readParameters

readParameters(text)

URLパラメータ形式の文字列から連想配列を構築します。

パラメータ:
textURLパラメータ形式の文字列を指定します。

戻り値:
配列のキーが、パラメータのキー文字列になっている連想配列を返します。URLデコードは自動的に行われます。

getParameter

getParameter(key)

アプリ起動時のパラメータを取得します。

パラメータ:
key取得するパラメータのキー文字列を指定します。

戻り値:
キーに対応する値を返します。URLデコードは自動的に行われます。

keyBit

keyBit(key)

キーに対応するビットがONのときの値を取得します。

パラメータ:
keyキーを指定します。本ヘッダファイルで定義されている _KEY_〜 を指定します。

戻り値:
キーに対応するビットがONのときの値を返します。

補足説明:
_USE_KEY を有効にしている場合にのみ使用できます。

clearLayout

clearLayout()

すべてのレイアウト情報を削除します。

補足説明:
_USE_LAYOUTMOUSE または _USE_LAYOUTTOUCH を有効にしている場合にのみ使用できます。

addLayout

addLayout(x,y,width,height,id)

レイアウト情報を追加します。

パラメータ:
x矩形の左上のX座標を指定します。
y矩形の左上のY座標を指定します。
width矩形の幅を指定します。
height矩形の高さを指定します。
id割り当てるレイアウトIDを指定します。0 以上の値を指定します。getLayoutState() でタッチ状態を取得するには、0〜31 の値を指定する必要があります。

補足説明:
_USE_LAYOUTMOUSE または _USE_LAYOUTTOUCH を有効にしている場合にのみ使用できます。

addLayoutArea

addLayoutArea(x,y,width,height,id,shape,coords)

レイアウト情報を追加します。

パラメータ:
x矩形の左上のX座標を指定します。
y矩形の左上のY座標を指定します。
width矩形の幅を指定します。
height矩形の高さを指定します。
id割り当てるレイアウトIDを指定します。0 以上の値を指定します。getLayoutState() でタッチ状態を取得するには、0〜31 の値を指定する必要があります。
shape領域の形
coords領域の座標

補足説明:
_USE_LAYOUTMOUSE または _USE_LAYOUTTOUCH を有効にしている場合にのみ使用できます。
shape と coords には、以下の指定が有効です。
shapecoords
"circle""中心X座標,中心Y座標,半径"
"poly""X座標1,Y座標1,X座標2,Y座標2…"
"rect""左上X座標,左上Y座標,右下X座標,右下Y座標"

getLayout

getLayout(id)

レイアウト情報を取得します。

パラメータ:
id取得するレイアウト情報のレイアウトIDを指定します。

戻り値:
レイアウト情報を保持するオブジェクトを返します。指定したレイアウトIDに対応するオブジェクトが無かった場合、null を返します。
オブジェクトのプロパティは以下のものです。
x矩形の左上のX座標
y矩形の左上のY座標
width矩形の幅
height矩形の高さ
idレイアウトID
shape領域の形の文字列。設定されていない場合 null
coords領域の座標の配列。設定されていない場合 null

補足説明:
_USE_LAYOUTMOUSE または _USE_LAYOUTTOUCH を有効にしている場合にのみ使用できます。

checkLayout

checkLayout(x,y)

指定した座標がレイアウトの内側かどうかチェックします。

パラメータ:
xチェックするX座標を指定します。
yチェックするY座標を指定します。

戻り値:
レイアウトとヒットした場合、ヒットしたレイアウトIDを返します。どのレイアウトにもヒットしていない場合、-1 を返します。

補足説明:
_USE_LAYOUTMOUSE または _USE_LAYOUTTOUCH を有効にしている場合にのみ使用できます。

getLayoutState

getLayoutState()

レイアウトのタッチ状態を取得します。

戻り値:
レイアウトのタッチ状態を返します。

補足説明:
戻り値の各ビットの位置がレイアウトIDに対応します。レイアウトIDに対応するビットがONのときの値は layoutBit(レイアウトID) で取得でき、その値とAND("&")をとることで、レイアウトがタッチされているか判定できます。
_USE_LAYOUTTOUCH を有効にしている場合にのみ使用できます。

layoutBit

layoutBit(id)

キーに対応するビットがONのときの値を取得します。

パラメータ:
idレイアウトIDを指定します。

戻り値:
レイアウトIDに対応するビットがONのときの値を返します。

補足説明:
_USE_LAYOUTTOUCH を有効にしている場合にのみ使用できます。

launch

launch(url)

他のアプリを起動します。

パラメータ:
urlURLを指定します。

frameTime

frameTime()

本関数を実装して、1フレームの時間(ミリ秒)を返してください。

init

init()

アプリケーションが起動する前に呼ばれる関数です。

start

start()

アプリケーションが起動したら呼ばれる関数です。

戻り値:
true を返すと、タイマーによる paint() 関数呼び出しが開始されます。
false を返すと、タイマーが停止した状態になります。

paint

paint()

タイマーにより呼び出される関数です。

processEvent

processEvent(type,param)

各種イベントが通知されたときに呼ばれる関数です。

パラメータ:
typeイベントのタイプが渡されます。
paramイベントのパラメータが渡されます。パラメータの意味はイベントによって異なります。

補足説明:
イベントのタイプには、次のものがあります。
_KEY_PRESSED_EVENT キーが押されると通知されます。パラメータには、キーの種類が渡されます。キーの種類とは、本ヘッダファイルで定義されている _KEY_〜 です。
_KEY_RELEASED_EVENT キーが離されると通知されます。パラメータには、キーの種類が渡されます。キーの種類とは、本ヘッダファイルで定義されている _KEY_〜 です。
_LAYOUT_DOWN_EVENT レイアウト上でマウスボタンが押される、またはタッチが開始されると通知されます。パラメータには、レイアウトIDが渡されます。
_LAYOUT_UP_EVENT レイアウト上でマウスボタンが離される、またはタッチが終了すると通知されます。パラメータには、レイアウトIDが渡されます。
_MOUSE_DOWN_EVENT マウスボタンが押されると通知されます。パラメータは常に 0 です。
_MOUSE_MOVE_EVENT マウスポインタが移動すると通知されます。パラメータは常に 0 です。
_MOUSE_OUT_EVENT キャンバスからマウスポインタが出ると通知されます。パラメータは常に 0 です。
_MOUSE_OVER_EVENT キャンバスにマウスポインタが入ると通知されます。パラメータは常に 0 です。
_MOUSE_UP_EVENT マウスボタンが離されると通知されます。パラメータは常に 0 です。
_ORIENTATIONCHANGE_EVENT 画面の向きが変更されると通知されます。パラメータには、90度単位の角度が渡されます。
_RESIZE_EVENT ブラウザの画面サイズが変更されると通知されます。パラメータは常に 0 です。
_TOUCH_START_EVENT タッチが開始されると通知されます。パラメータは常に 0 です。
_TOUCH_MOVE_EVENT タッチムーブすると通知されます。パラメータは常に 0 です。
_TOUCH_END_EVENT タッチが終了すると通知されます。パラメータは常に 0 です。
_BUTTON_DOWN_EVENT _Button オブジェクトが押されると通知されます。パラメータには、イベントが発生した _Button オブジェクトの要素が渡されます。
_BUTTON_OUT_EVENT _Button オブジェクトからマウスポインタが出ると通知されます。パラメータには、イベントが発生した _Button オブジェクトの要素が渡されます。
_BUTTON_OVER_EVENT _Button オブジェクトにマウスポインタが入ると通知されます。パラメータには、イベントが発生した _Button オブジェクトの要素が渡されます。
_BUTTON_UP_EVENT _Button オブジェクト上でマウスボタンが離されると通知されます。パラメータには、イベントが発生した _Button オブジェクトの要素が渡されます。

error

error()

HTML5 Canvas をサポートしていない場合で _USE_EXCANVAS を有効にしていないときに呼ばれる関数です。

補足説明:
本関数が呼ばれたときは、start() 関数および paint() 関数は呼ばれません。