「GlobalDef.h」の設定

D2Fソースファイル一式をプロジェクトにコピーした後、「GlobalDef.h」の内容は、必要に応じて書き換える必要があります。設定項目について説明していきます。


_DEBUG

有効にすると、_Graphics クラスのメンバー変数 _create と _attach、_Main クラスのメンバー変数 _key_ascii が有効になります。

_Graphics クラスの _create Number 型 1フレーム毎の、描画オブジェクトが構築された数
_Graphics クラスの _attach Number 型 1フレーム毎の、イメージリソースがアタッチされた数
_Main クラスの _key_ascii Number 型 キーイベントでの、キーのASCIIコード


_USE_BITMAPDATA
_USE_BITMAPDATAEX

PC向けFlash8のみで有効にできます。

有効にすると、各種描画処理にオフスクリーンが使用されます。また、_Graphics クラスの drawImageArea()/drawScaledImageArea()/drawTransImageArea()/drawBitmap()/drawScaledBitmap()/drawTransBitmap()/getPixel()/setPixel()/copyPixels()/copyPixelsArea() メソッドが使用できるようになります。


_USE_FOCUS

有効にすると、携帯において方向キーの上下入力を検知することができるようになります。
_Main クラスの unuseFocus()/useFocus() メソッドが使用できるようになります。


_USE_MOUSE

有効にすると、PCにおいてマウスイベントを検知することができるようになります。
_Main クラスの getMouseX()/getMouseY() メソッドが使用できるようになります。


_USE_MOVIE

有効にすると、_Graphics クラスの drawMovie()/drawScaledMovie()/drawTransMovie() メソッドが使用できるようになります。


_USE_SOFTKEY

有効にすると、PCにおいてソフトキーが使用できるようになります。
_Main クラスの setSoftKey() メソッドが使用できるようになります。


_IMAGE_PREFIX

イメージリソースの識別名の接頭辞を指定します。D2Fは、この接頭辞の後ろに数値が続くことを前提に設計されています。

ツール「image2xml」を使用した場合、接頭辞は "IMAGE_" となっています。


_STRING_PREFIX

文字列リソースの識別名の接頭辞を指定します。D2Fは、この接頭辞の後ろに数値が続くことを前提に設計されています。

ツール「string2xml」を使用した場合、接頭辞は "STRING_" となっています。


_WIDTH

_USE_BITMAPDATA または _USE_BITMAPDATAEX 有効時に使用するオフスクリーンの幅を指定します。


_HEIGHT

_USE_BITMAPDATA または _USE_BITMAPDATAEX 有効時に使用するオフスクリーンの高さを指定します。


_DRAW_NUM

_Graphics クラスにおける描画オブジェクトの数の上限を指定します。


_INPUT_NUM

_Input クラスにおける入力ボックスの数の上限を指定します。