アプリの流れ

D2Fを使ったFlashアプリでの、プログラムの流れを説明していきます。

アプリの起動

アプリが起動したら、まず start() メソッドが呼び出されます。

ここで、アプリで使用するデータを構築したり、各種初期化を行ってください。

start() メソッドの戻り値は Boolean 型です。true または false を返してください。
true を返すと、タイマーによる paint() メソッド呼び出しが開始されます。
false を返すと、タイマーが停止した状態になります。

フレーム毎の描画

start() メソッドの戻り値を true に設定した場合、フレーム毎に paint() メソッドが呼び出されます。

ここで、フレーム毎のアプリ更新処理と描画処理を全て記述してください。

また、手動で setTimer()/killTimer() メソッドを実行することで、タイマーによる paint() メソッド呼び出しを後から制御することもできます。

start() メソッドの戻り値を false に設定した場合や、killTimer() メソッドでタイマーを停止させた場合は、手動で repaint() メソッドを実行してください。

イベント検知

各種イベントが発生すると、processEvent() メソッドが呼び出されます。

ここで、キーイベント、マウスイベント、フォーカス移動のイベントが検知できます。詳細は『キーイベントの処理』、『マウスイベントの処理』、『フォーカス制御』の項を参照ください。

外部ムービークリップ読み込みのステータス検知

_LoadMovie クラスの load() メソッドを実行すると、読み込み中に
onLoadMovieStart()
onLoadMovieError()
onLoadMovieProgress()
onLoadMovieComplete()
onLoadMovieInit()

メソッドが呼び出され、ステータスを検知することができます。詳細は『外部ムービークリップの利用』の項を参照ください。

外部テキストの読み込み終了検知

_LoadText クラスの load() メソッドを実行すると、onLoadText() メソッドが呼び出されます。詳細は『外部テキストの利用』の項を参照ください。

サーバー通信のレスポンス検知

_LoadVars クラスの connect() メソッドを実行すると、onLoadVars() メソッドが呼び出され、レスポンスを検知することができます。詳細は『サーバーとの通信』の項を参照ください。