文字列リソースの利用

文字列リソースをアプリケーションに組み込むには、「strings.xml」を書き換えます。

Package Explorerのプロジェクトの下の「res」の中の「values」にある「strings.xml」を開きます。

「Add...」ボタンを押し、リストから「String」を選択して「OK」ボタンを押します。

「Name」にリソース名を入力し、「Value」にリソース文字列を入力して、「strings.xml」を保存します。

ツール「string2xml」を使用した文字列リソースの組み込み

ツール「string2xml」を使用すると、文字列リソース定義ファイルから、XML記述を作成することができます。


まず、文字列リソース定義ファイルを用意します。記述方法は、リソース文字列とリソース名とをタブ文字で区切って記述した行を連ねます。例えば、次のようになります。文字コードはUTF-8を使用してください。

TestApp・app_name
あいうえお・STRING_A
かきくけこ・STRING_B
さしすせそ・STRING_C
※「・」は実際にはタブ文字

なお、改行のみの行を含めることもできます。


ツール「string2xml」使用法:
string2xml <in_file> <out_xml_file>

in_file
文字列リソース定義ファイルを指定します。

out_xml_file
出力するXMLファイル名を指定します。通常は、"プロジェクトトップ\res\values\strings.xml" を指定します。なお、指定されたXMLファイルは上書きされますので、リソース名 "app_name" の文字列リソース等、プロジェクト新規作成時に自動で組み込まれた文字列リソースは、文字列リソース定義ファイル側に記述し直しておく必要があります。

組み込まれた文字列リソースを使用する

組み込まれた文字列リソースは、

・_Main クラスの getResString()

メソッドで取得することができます。例えば次のようになります。

String str1 = getResString( R.string.STRING_A );