呼び出し手順
SL4 は以下の手順でプラグインを組み込み、実行します。
SL4 起動
- SL4 は、起動時に Plugins フォルダを検索し、プラグインファイルをロードします。
- 関数 SLXGetName を実行し、プラグインの名前を取得します。もし同じ名前のプラグインが既に組み込まれている場合はエラーになり、その旨がユーザーに通知されます。
- プラグインファイルをアンロードします。
プラグイン起動
- プラグインファイルをロードします。
- 関数 SLXSetInitFile を実行し、プラグインに設定ファイルの名前を通知します。
- 関数 SLXGetButton を実行し、プラグインが持つボタンをロードします。
- 関数 SLXGetMenu を実行し、プラグインが持つメニューをロードします。
- 関数 SLXBeginPlugin を実行し、プラグインに開始を通知します。通常このときにプラグインは関数 SLXSetInitFile で取得したファイルから設定を読み込みます。
プラグイン停止
- 関数 SLXEndPlugin を実行し、プラグインに終了を知らせます。通常このときにプラグインは関数 SLXSetInitFile で取得したファイルに設定を保存します。
- プラグインファイルをアンロードします。
パッド
- パッドのアクティブ状態が変更された際に、関数 SLXChangePadForeground を実行します。
- パッドにマウスが入った際と出た際に、関数 SLXChangePadMouseEntered を実行します。
ボタン
- ボタンがパッドに作成される際に、関数 SLXButtonCreate を実行します。
- ボタンがパッドから削除される際に、関数 SLXButtonDestroy を実行します。
- ボタンをクリックで関数 SLXButtonClick を実行します。
- ボタンでファイルを開く際に、関数 SLXButtonDropFiles を実行します。
- 構造体 TSLXButtonInfo のメンバ OwnerDraw が TRUE の場合、ボタン描画時に関数 SLXButtonDraw と関数 SLXButtonDrawEx を実行します。
- 構造体 TSLXButtonInfo のメンバ UpdateInterval が 1 以上のボタンの場合、指定の間隔で関数 SLXButtonUpdate を実行します。また、関数 SLXButtonUpdate の戻り値が TRUE だった場合、ボタンを再描画します。
- 構造体 TSLXButtonInfo のメンバ OwnerChip が TRUE のボタンの場合、ボタンにカーソル通過で関数 SLXButtonChip を実行し、チップを表示します。
- ボタンの追加/変更ダイアログの設定ボタンのクリックで関数 SLXButtonOptions を実行します。
メニュー
- メニューの選択で関数 SLXMenuClick を実行します。
- メニュー表示時に関数 SLXMenuCheck を実行し、戻り値が TRUE の場合メニューにチェックマークを付けます。
オプション
- プラグインの情報で、関数 SLXGetExplanation を実行します。
- プラグインの設定で、関数 SLXChangeOptions を実行します。戻り値が TRUE の場合、関数 SLXButtonUpdate を実行します。