コールバック関数

プラグインは、これらのコールバック関数をエクスポートした DLL です。

プラグインはすべてのコールバック関数を実装する必要はありませんが、関数 SLXGetName だけは実装する必要があります。プラグインで実装されていないコールバック関数は SL4 で無視します。

関数 SLXGetName で返すプラグインの名前は、他のプラグインと重複することはできません。ユニークな名前を返すようにしてください。日本語の名前(Shift-JIS)も使えます。

全般の関数

SLXGetName プラグインの名前を返します。
SLXGetExplanation バージョン情報に表示するプラグインの説明を返します。
SLXSetInitFile プラグインが使用できる設定ファイルを受け取ります。
SLXBeginPlugin プラグインの開始の通知を受けます。
SLXEndPlugin プラグインの終了の通知を受けます。
SLXChangeOptions プラグインの設定ダイアログボックスを表示します。

ボタン用関数

SLXGetButton プラグインに含まれるボタンの種類を返します。
SLXButtonCreate ボタンの実体がパッド上に作成されると呼ばれます。
SLXButtonDestroy ボタンの実体がパッド上から削除されると呼ばれます。
SLXButtonClick ボタンがパッド上でクリックされると呼ばれます。
SLXButtonDropFiles ボタンにファイルをドラッグ&ドロップされると呼ばれます。
SLXButtonDraw 描画機能のあるボタンを描画する際に呼ばれます。
SLXButtonDrawEx 描画機能のあるボタンを描画する際に呼ばれます。
SLXButtonUpdate ボタンのデータを更新する必要があるときに呼ばれます。
SLXButtonChip ボタンのチップに表示する文字列を返します。
SLXButtonOptions プラグインボタンの設定ダイアログボックスを表示します。

メニュー用関数

SLXGetMenu プラグインに含まれるメニューを返します。
SLXMenuClick メニューが選択されると呼ばれます。
SLXMenuCheck メニューにチェックを付けるかを返します。

コールバック関数で使用する構造体

TSLXButtonInfo SL4 に追加するプラグインボタンの種類を定義する構造体です。
TSLXMenuInfo SL4 に追加するプラグインメニューの種類を定義する構造体です。