入門 - 第二形式¶
プログラムの実行¶
プログラムを実行するには、ファイルにコードを保存します。例えば : hello.ring です。 コマンドラインまたはターミナルから、 Ring でプログラムを実行します (事前に Ring/bin フォルダのパスへ追加してください)。
ring hello.ring
注釈
Ring ノートパッドでもコードの記述と実行ができます (パスの設定は不要です)。
英数大小文字同一視¶
Ring は英数大小文字同一視です。同じプログラムを違う記法で書くこともできます。
情報
全てのプログラムのソースコードで同じ記法を一つ選択することをお勧めします。
PUT "Hello World"
Put "Hello World"
複数行リテラル¶
Ring で複数行リテラルを記述できます。この用例を参照してください。
Put "
Hello
Welcome to the Ring programming language
How are you?
"
また、変数 nl で改行の挿入、 および + 演算子で文字列を連結できます。
改行で NL があるように、同じく Tab (タブ) と CR (キャリッジリターン) もあります。
注釈
値 nl は改行を意味しますが、改行に相当する文字コードは オペレーティングシステムにより異なります。
Put "Hello" + nl + "Welcome to the Ring programming language" +
nl + "How are you?"
文末終端子は明示不要¶
ステートメントを区切るために ‘;’の使用、または ENTER を押さなくてもいいです。 前述のプログラムは一行で記述できます。
Put "What is your name? " get cName put "Hello " + cName
コメントの記述¶
一行コメントと複数行コメントを記述できます。
一行コメントは # または // で始まります。
複数行コメントは /* ~ */ です。
/*
プログラムの名前 : はじめての Ring プログラム
日付 : 2016.09.09
作者 : Mahmoud Fayed
*/
Put "What is your name? " # 画面へメッセージを表示
get cName # ユーザからの標準入力を取得
put "Hello " + cName # こんにちわ!
// Put "Bye!"
注釈
// による一行コメントはコード記法のひとつです。