実践活用ガイド

顧客分析君を実践的に活用したケースを取り上げます。


ネットショップの商品詳細ページを改善する。
実店舗の接客内容を改善する。
サンクスメールの内容を改善する。
商品のチラシを効果的に配布する。


 

ネットショップの商品詳細ページを改善する。

1、実店舗の販売データCSVと、ネットショップの販売データCSVを出力します。

A 
 

 
2、両方の販売データCSVを、顧客分析君の「販売履歴」画面から取り込める形に加工します。

B 
 

 
3、加工した販売データCSVを、顧客分析君に取り込みます。
 ※より多くの販売データを取り込むのがポイントです。

C 
 

 

4、顧客分析君の計算を実行します。
 ※今回は「相関商品一覧」のみを使用するので、計算条件は適当で構いません。

D 

 

 

5、「相関商品一覧」画面の結果を元に、どの商品詳細ページに追加する欄に、どの商品をリストアップするか検討します。
こちらは、元商品が「クリスマスベル」になっていて、その先商品TOP3が「ヒイラギの実」「クリスマスの靴下」「キャンドルライト」になっていたケースです。

F

【検討結果】

対象の商品
詳細ページ
追加する欄にリスト
アップする商品
クリスマスベル ヒイラギの実
クリスマスの靴下
キャンドルライト




6、検討した結果を各商品詳細ページに反映します。

E


こちらは、「クリスマスベル」を例とした際の商品詳細ページです。

「この商品を買った人は、こちらの商品も買っています」欄を設け、「クリスマスベル」に相関が認められた商品の内、上位3商品を加えています。

画像や商品名は、それぞれの商品詳細ページへの、リンクにしておく必要があります。




7、新商品の登録や新しい販売データを考慮し、月に1回から半年に1回位は再計算を行って、各商品詳細ページにリストアップしている商品を見直します。

 2

 


 

実店舗の接客内容を改善する。

実店舗に来店し、商品に興味を示したお客様(特に女性客)に、「こちらの商品は新作も出ていますよ」「こちらの商品を買われたお客様は、こちらの商品にも興味を示されています」といった案内を的確に行えると好感を持って頂け、購買の幅も広がりますが、そのナレッジはリーダークラスまで行かないと、なかなか身に着かないものです。

以下2つを設けて、日々ブラッシュアップして行く事で、新人でも短期間にベテランの様な接客ができるようになり、また、ベテランの接客内容もより良いものになって行きます。
顧客分析君の「相関商品一覧」を活用することで、「b、具体的にお勧めする商品一覧」を簡単に作成する事ができます。

 a、接客する際の手順書(注意点など含む)
 b、具体的にお勧めする商品一覧

 

1、実店舗の販売データCSVと、ネットショップの販売データCSVを出力します。
 ※ネットショップをお持ちでない店舗様は、実店舗の販売データのみで構いません。

A 
 

 
2、両方の販売データCSVを、顧客分析君の「販売履歴」画面から取り込める形に加工します。

B 
 

 
3、加工した販売データCSVを、顧客分析君に取り込みます。
 ※より多くの販売データを取り込むのがポイントです。

C 
 

 

4、顧客分析君の計算を実行します。
 ※今回は「相関商品一覧」のみを使用するので、計算条件は適当で構いません。

D 

 

 

5、「相関商品一覧」画面の結果を元に、どの商品に興味を持たれた時、どの商品をお勧めするのがより良いかリストアップします。

F

【検討結果】

興味を持た
れた商品
お勧めする商品
ふわふわ
アンゴラ混
ベレー帽
 シンプルベレー帽
フェザーリボンチャーム付
 中折れハット
フェザーコサージュ ベロア
リボン付 中折れハット




6、「興味を持たれた商品」の新商品が出ている場合は、新商品を最上位に加えます。

こちらは、「ふわふわアンゴラ混ベレー帽」を例とした際の、お勧めする商品です。
新商品の「スタッズON フェルトベレー帽 」を一押しとしてお勧めし、「ふわふわアンゴラ混ベレー帽」に相関が認められた商品の内、上位2商品を補足にお勧めする事で、お客様とのコミュニケーションの幅を広げます。

興味を持た
れた商品
お勧めする商品
シンプル
ベレー帽
フェザーリボンチャーム付
中折れハット
ふわふわアンゴラ混
ベレー帽
【新商品】
スタッズON フェルトベレー帽 

1

 

 

7、スタッフには手が空いてる時や休憩時間に、「a、接客する際の手順書」「b、具体的にお勧めする商品一覧」を覚えて頂きます。

1

 

 

8、あとは現場で、「a、接客する際の手順書」を元に接客を行いつつ、節度を持って「b、具体的にお勧めする商品一覧」の商品をお勧めして行きます。

1

 

 

9、新しい販売データが日々生まれる為、月に1回から4半期に1回位は再計算を行い、新たな新商品を加えた「b、具体的にお勧めする商品一覧」を作成し、スタッフへ周知します。

 1

 

 


 

サンクスメールの内容を改善する。

メールマガジンの配信を頑張っていても、読んで貰えない事が多いのが現実です。
メールマガジンに比べて、注文を頂いた際に送るサンクスメールは、基本的に読んで貰えるので、サンクスメールへユーザーにメリットのある形で、他商品の広告を載せる事で、高い広告効果を得る事ができます。

顧客分析君の「顧客詳細」画面にある、「お勧め商品」を活用することで、顧客1人ひとりのお勧め商品を簡単に抽出する事ができます。

 

1、実店舗の販売データCSVと、ネットショップの販売データCSVを出力します。
 ※どちらかの販売データのみでも構いません。

A 
 

 

2、販売データCSVを、顧客分析君の「販売履歴」画面から取り込める形に加工します。

 B

 

3、加工した販売データCSVを、「販売履歴」画面から取り込みます。
 ※より多くの販売データを取り込むのがポイントです。

C  

 

4、実店舗の顧客データCSVと、ネットショップの顧客データCSVを出力します。
 ※顧客データCSVは必須ではありませんが、顧客情報も取り込む事で、該当する顧客を検索する際の間違いを減らす事が
  できます。

A 

 

5、顧客データCSVを、顧客分析君の「顧客一覧」画面から取り込める形に加工します。

B  

 

6、加工した顧客データCSVを、「顧客一覧」画面から取り込みます。

 1

 

7、顧客分析君の計算を実行します。
 ※今回は「顧客詳細」画面のみを使用するので、計算条件は適当で構いません。

D 

 

8、サンクスメールを送る顧客を、「顧客一覧」画面で検索し、「顧客詳細」画面を開きます。

 1

 

9、「顧客詳細」画面の「お勧め商品」を元に、TOP5くらいまでの商品をピックアップします。

 1

【お勧め商品のピックアップ結果】

1、シンプルベレー帽
2、フェザーリボンチャーム付 中折れハット
3、フェザーコサージュ ベロアリボン付 中折れハット
4、フリンジチャーム付 スタッズショルダーバッグ
5、レオパード柄 アンゴラ混 ベレー帽

 

10、各商品の商品詳細を、WEBページとして設けている場合は、各商品詳細ページのURLを加えます。 

 1、シンプルベレー帽
  http://www.○○○.co.jp/product/10000305

 2、フェザーリボンチャーム付 中折れハット
  http://www.○○○.co.jp/product/10000305

 3、フェザーコサージュ ベロアリボン付 中折れハット
  http://www.○○○.co.jp/product/10000305

 4、フリンジチャーム付 スタッズショルダーバッグ
  http://www.○○○.co.jp/product/10000305

 5、レオパード柄 アンゴラ混 ベレー帽
  http://www.○○○.co.jp/product/10000305

 

11、あとはサンクスメールにお勧め商品を記載し、顧客へ送付します。

1

 

12、新しい販売データが日々生まれる為、毎朝再計算を行い、お勧め商品が「顧客詳細」画面へ迅速に反映されるようにします。

 2

 

 


 

商品のチラシを効果的に配布する。

各商品のチラシを、全ての顧客へ送付するのは、効果的ではありません。

全ての顧客へ送付していると、興味を持っていない顧客へ無駄に送付していたり、興味はあっても頻繁に送られて来る為に、読まずに捨てられる可能性が高まったりします。

その商品に興味を持つ可能性がある顧客にだけ、発送商品と一緒にチラシを同梱することで、効果的に配布する事ができます。

顧客分析君の「顧客詳細」画面に表示されている「お勧め商品」を活用することで、各顧客が興味を持つ可能性がある商品を、簡単にピックアップする事ができます。

 

1、実店舗の販売データCSVと、ネットショップの販売データCSVを出力します。
 ※どちらかの販売データのみでも構いません。

A 
 

 

2、販売データCSVを、顧客分析君の「販売履歴」画面から取り込める形に加工します。

 B

 

3、加工した販売データCSVを、「販売履歴」画面から取り込みます。
 ※より多くの販売データを取り込むのがポイントです。

C  

 

4、実店舗の顧客データCSVと、ネットショップの顧客データCSVを出力します。
 ※顧客データCSVは必須ではありませんが、顧客情報も取り込む事で、該当する顧客を検索する際の間違いを減らす事が
  できます。

A 

 

5、顧客データCSVを、顧客分析君の「顧客一覧」画面から取り込める形に加工します。

B  

 

6、加工した顧客データCSVを、「顧客一覧」画面から取り込みます。

 1

 

7、顧客分析君の計算を実行します。
 ※今回は「顧客詳細」画面のみを使用するので、計算条件は適当で構いません。

D 

 

8、商品を発送する顧客を、「顧客一覧」画面で検索し、「顧客詳細」画面を開きます。

 1

 

9、「顧客詳細」画面の「お勧め商品」を元に、TOP3くらいまでの商品をピックアップします。

 1

【お勧め商品のピックアップ結果】

1、シンプルベレー帽
2、フェザーリボンチャーム付 中折れハット
3、フェザーコサージュ ベロアリボン付 中折れハット

 

10、各商品のチラシを用意します。チラシが無い商品は、ネットショップ上の商品詳細ページを印刷したものでも良いでしょう。

 1

 

11、あとはチラシを発送商品と一緒に同梱し、顧客へ発送します。

 1

 

12、新しい販売データが日々生まれる為、毎朝再計算を行い、お勧め商品が「顧客詳細」画面へ迅速に反映されるようにします。

 2