Name

vfs_linux_xfs_sgid

Synopsis

vfs objects = linux_xfs_sgid

説明

このVFSモジュールは samba(7)システムの一部である。

vfs_linux_xfs_sgidは、まだ存在している、古い Liunx XFS のバグを暫定的に回避するためのVFSモジュールである:すなわち、特定の 環境において、SGIDビットが継承されない ( http://oss.sgi.com/bugzilla/show_bug.cgi?id=280)。 vfs_linux_xfs_sgid VFS モジュールは、もしも親 ディレクトリでSGIDビットが設定されていた場合、mkdir コマンド処理後にSGIDビットを手動で設定することで、暫定回避を行う。

このモジュールはスタック可能である。

使用例

[share]に対するsyncops機能を追加:

        [share]
	vfs objects = linux_xfs_sgid

バージョン

このマニュアルページはバージョン 4.1.0 のSambaシステム用である。

著者

オリジナルの Samba ソフトウェアと関連するユーティリティは、Andrew Tridgell によって作成された。現在 Samba は Samba Team に よって、Linuxカーネルの開発と同様のオープンソースプロジェクト として開発が行なわれている。

日本語訳

このマニュアルページは、Samba 4.1.0 - 4.2.11 に対応する。

このドキュメントの翻訳は

  • 太田俊哉 (ribbon@samba.gr.jp)

によって行なわれた。