本パッケージの詳細は 6.12.2.「Bzip2 の構成」を参照してください。
Bzip2 パッケージはファイル圧縮、伸長 (解凍) を行うプログラムを提供します。 テキストファイルであれば、これまでよく用いられてきた gzip に比べて bzip2 の方が圧縮率の高いファイルを生成できます。
Bzip2 パッケージには configure がなく、Makefile
が 2 つあります。 その 1 つは共有ライブラリ用、もう 1
つはスタティックライブラリ用です。 両方とも利用するので、コンパイルを 2 回行います。 まずは共有ライブラリからです。
make -f Makefile-libbz2_so make clean
The meaning of the make parameter:
-f
Makefile-libbz2_so
通常とは違う Makefile
ファイルを使って Bzip2
をビルドするものであり、この場合 Makefile-libbz2_so
というファイルを使います。 これは動的ライブラリ
libbz2.so
を生成するものであり、Bzip2
ユーティリティをこれにリンクします。
パッケージのビルドとテストを以下により行います。
make
パッケージをインストールします。
make PREFIX=/tools install cp -v bzip2-shared /tools/bin/bzip2 cp -av libbz2.so* /tools/lib ln -sv libbz2.so.1.0 /tools/lib/libbz2.so
本パッケージの詳細は 6.12.2.「Bzip2 の構成」を参照してください。