IUTEST
Iris Unit Test Framework : 2013 / 6 / 15
はじめに
iutest は、include するのみで使うことができる C++ テスティングフレームワーク です。
"iutest/include" をインクルードパスに追加し、
#include "iutest.hpp"
とするだけ使用できます。
アサーション/マクロ
iutest のテスト用マクロは、 IUTEST_ から始まります。
IUTEST_ASSERT_ から始まるマクロは致命的なアサーション。
IUTEST_EXPECT_ から始まるマクロは致命的ではないアサーションになります。
また、警告アサーションとして IUTEST_INFORM_ も用意しています。
詳細は、ヘッダーファイルもしくは付属の
Doxygen ドキュメント をご確認ください。
テストを書く
最も簡単なテストの記述を以下に示します。
IUTEST(CaseName, TestName)
{
int x = 0;
IUTEST_ASSERT_EQ(0, x);
}
IUTEST マクロからテストの記述を開始します。
あとは、アサーションマクロを使用してあなたのコードをテストするだけです。
テストには、この他に パラメータテスト、型付けテスト、型パラメータテストなどがあります。
main を書く
iutest を実行するには、初期化と実行のマクロを記述するだけです。
int main(int argc, char** argv)
{
IUTEST_INIT(&argc, argv);
return IUTEST_RUN_ALL_TESTS();
}
Google Test のインターフェイスを使う
iutest は Google Test との切り替えヘッダを提供しています。
Google Test の記法(ASSERT_EQなど)で書きつつ、iutest の実装を使用したり、
iutest の記法(IUTEST_ASSERT_EQなど)で書きつつ、 Google Test の実装を使用できます。
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