Dialog:ある目的を持つ対話の枠組みを作成する 戻る

XISLでは,

というような,ある目的を持つ対話をdialogという単位で構成します.このdialog内で対話の導入処理(begin)終了処理(end)システムとユーザとのやり取り(exchange)を指定します.

〜操作方法〜

対話部品バーからdialogを選択し,シナリオビューにdrag&dropすると, 【dialogの編集ダイアログ】が表示されます.

id: この対話を識別する固有の値を設定します.
同一ドキュメント内ではユニークでなければなりません.
scope: この対話が影響する範囲を指定します.
dialog この対話のみで有効です.
明示的に呼ばれない限り実行されません.
document ドキュメント内で有効です.ドキュメントが実行されている間,常時実行可能です.
ルートドキュメントの場合,全てのドキュメントで実行可能状態となります.
comb: この対話内での,"exchange"の組み合わせを指定します.
seq 逐次実行.
"exchange"を記述順に実行していきます.
par 順不同実行.
"exchange"を順不同に全て実行します.
alt 択一実行.
どれか一つの"exchange"が実行されれば対話の終了処理に移ります.
repeat: この対話の繰り返し回数を指定します.
"begin""end"は繰り返しの対象になりません.
arg: この対話が呼び出されるときに受け取る引数を設定します.
※のエディットボックスに変数名を入力し,returnキーを押下すると,下の変数リストボックスに追加されます.一度追加した変数は,リストボックス上の変数を選択し,deleteキーを押下することで削除することができます.
一番最初に実行されるdialogに引数を指定すると実行時エラーとなります.

 

OKボタンを押下すると,シナリオビューにdialogを示すdialogが追加されます.dialogには"begin""end"及び複数の"exchange"を追加することができます.これらを追加するには,dialogをダブルクリックするか,右クリックメニューから「一つ下の階層へ」を選択し,ビューを切り替えてください.

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