Action:システムの応答 戻る

Goto・Call:対話の遷移

対話と対話の間を遷移するために使用されます.
遷移方法としてはGotoCallの2つがあります.
Gotoは次の対話に遷移した後,前の対話に戻らないのに対し,
Callは遷移先の対話が終了すると遷移元の対話に戻ります.

〜操作方法〜

ExchangeにDrag&Drop

対話部品バーからのどちらかを選択し,か、にDrag&Dropすると
【Call(Goto)の編集ダイアログ】が表示されます.

next 遷移先の対話(Dialog)を指定します.
*遷移先を保留しておく場合は【遷移先を指定しない】
を選択してください.
document名 遷移先のリーフドキュメント名を選択します.
dialog名 遷移先の対話名(dialog)を選択します.
namelist 遷移先の対話に渡す引数を指定します.
引数は【文字列】【数値】【変数】が指定できます
return 遷移先の対話が終了したときに遷移元の対話に渡される
戻り値を格納する変数を指定します.
【使用できる変数】のリストからダブルクリックするか,
【変数の新規作成】から変数を指定することができます.
*return属性はCallのみで使用可能です.

OKボタンを押すと,シナリオビューにCallを示す,または,Gotoを示すが追加されます.

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Return:遷移元の対話に戻る

遷移元の対話に戻る必要がある遷移方法(Call)を用いた時に使用します.
Gotoで遷移している場合は使用することができません.

〜操作方法〜

対話部品バーからを選択し,か、にDrag&Dropすると
【Returnの編集ダイアログ】が表示されます.

namelist 遷移先の対話に渡す引数を指定します.
引数は【文字列】【数値】【変数】が指定できます

OKボタンを押すと,シナリオビューにReturnを示すが追加されます.

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Assign:演算処理を行う

変数に演算処理をした結果を代入するのに使用します.
宣言されていない変数を使用した場合,新しい変数として宣言されます.

〜操作方法〜

対話部品バーからを選択し,か、にDrag&Dropすると
【Returnの編集ダイアログ】が表示されます.

name exprで行う演算結果を格納する遷移先の対話に渡す引数を指定します.
変数は【使用できる変数】のリストから選択するか,【変数の新規作成】から新たに変数を作成して指定します.
expr 変数に代入する値を設定します.代入可能な値は【演算式】【文字列】【数値】です.
ただし,【文字列】と【数値】の組み合わせによる【演算式】は作成できません.

OKボタンを押すと,シナリオビューにAssignを示すが追加されます.
代入される変数はの中に表示され,演算式はその右側に表示されます.

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Switch・If:条件分岐処理を行う

変数が任意の条件に合った時に,その条件に沿った処理を行うのに使用します.
条件分岐はSwitchIfを使用することができます.

Switchは任意の条件値(CASE)で分岐するほかに,どれにも当てはまらない時の処理としてOTHERを使用することができる.
Ifは条件が一致した時にTHEN,一致しない時にELSEに分岐する.ただし,さらにIf条件を続ける場合はELSEIFへ分岐する

〜操作方法〜

Switchをdrag&drop IfをDrag&Drop

対話部品バーからのどちらかを選択し,以下の部品のどれかにDrag&Dropします.

   *1 *2 *3

*1使用できるのはIfのみ
*2使用できるのはELSEIFのみ
*3SwitchCASEIfTHENELSEは全てのこの部品

Drag&Dropすると【Swtichの編集ダイアログ】【Ifの編集ダイアログ】が表示されます.

-Switchの編集ダイアログ-

条件 条件の対象となる変数を【使用できる変数】リストから指定します.
*リストに変数がない場合は使用することができません.
CASE 条件値を設定します.条件値を入力してEnterキーを押すと,下の条件値リストに表示されます.
*OTHERの分岐を作成する場合は【使用できる変数】リストの下にある【条件に一致しないときの処理を行う】にチェックを入れてください.

-Ifの編集ダイアログ-

Cond 分岐の条件値を入力します.
条件値は【文字列】【数値】【変数】の組み合わせで作成します.
分岐の設定 分岐の作成について設定します.
【THENのみ作成】の場合ELSEは作成されません.
*ELSEIFはIFにIFをDrag&Dropすることで作成されます.

OKボタンを押すと,シナリオビューに条件を示すと,分岐を示すが追加されます.
また,ELSEIFの場合はが追加されます.

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Prompt・Reprompt:ユーザに入力を促す・Promptの再実行

Promptはユーザに入力を促すために使用されます.
タイムアウトとバージインを設定でき,タイムアウトを設定するとタイムアウト後に自動的にPromptを再実行します.
また,バージインを設定すると,システムの発話中におけるユーザの入力を許可します.


RepromptはPromptを再実行するために使用されます.
タイムアウトとの違いは任意の場所でPromptを再実行できる点です.

〜操作方法〜

Promptを作成する場合は,対話部品バーからを選択し,にDrag&Dropすると,【Promptの編集ダイアログ】が表示されます.

属性の設定 タイムアウトを設定する タイムアウトを設定します.
タイムアウトが0の場合は項目にチェックがあっても無効となります.
バージインを許可する バージインの許可を設定します.
項目にチェックが入っていない場合はFALSEとなります.

OKボタンを押すと,シナリオビューにPromptを示すが追加されます.
ユーザに入力を促す発話を行う場合はをダブルクリックして内部に移動し,その中で発話用の部品を追加してください.

Repromptを作成する場合は,対話部品バーからを選択し,以下の部品のどれかにDrag&Dropします.

   *1

*1この部品は,SwitchCASEIfTHENELSEに共通した部品である.

OKボタンを押すと,シナリオビューにRepromptを示すが追加されます.

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Exit:対話を終了させる

対話を終了させるために使用します.

〜操作方法〜

対話部品バーからを選択し,以下の部品のどれかにDrag&Dropします.

   *1

*1この部品は,SwitchCASEIfTHENELSEに共通した部品である.

OKボタンを押すと,シナリオビューにExitを示すが追加されます.

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